カテゴリ:食(関西)( 2 )

 

たかだ@泉佐野

関西空港は大阪府南部の泉州沖を埋め立てて作った空港で、対岸の泉佐野には漁港がある。
せっかくの漁港町。飛行機に乗る前に、美味い魚を食べながら酒を飲むことにしよう。という訳で訪れた、南海線泉佐野駅から徒歩10分の「たかだ」。
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(↑店の建物はハリボテ風。後ろのビルは、大阪の赤字第三セクターの象徴、りんくうゲートタワービル

地元でもない、よく知らない町の、初めての居酒屋に、一人で入る、というのは、30代半ばになった今でも若干の勇気がいるが、魚と酒への期待感が勝って入店。
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(↑6時前だというのに、もうテーブル席と座敷はほぼ満席)

暑いのでまずはビールを注文。
ビールを飲みながら、メニューを見る。安いうえにそそられるメニューが多い。
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関東で私がよく行く店に例えるなら、茅ヶ崎の「えぼし」だが、「えぼし」よりも安そうだ。
一人なので、あまり品数を頼めないが、いわしの握り(300円)、はもの天ぷら(480円)、がっちょの唐揚げ(380円)、を次々と注文。当然、ビールに続いて日本酒も頼む。魚以外で惹かれたのが玉葱たれ焼き(280円)。これが甘くて美味かった。
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(↑いわしの握り、はもの天ぷら)
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(↑がっちょの唐揚げ)
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(↑玉葱たれ焼き)

家にもお土産を買っていくか、と思ったものの、魚は買って帰れないし、、と思いつつ、泉州名物の水なすび浅漬(300円)を持ち帰り用に頼んだ。
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(↑水なすび浅漬。家で食べた奥さんも満足でした)

遠いので、そうは行かれないが、関空から飛行機に乗る時、特に、これからしばらく日本の食事を食べられないという時には是非再訪したい。

たかだ 2008年8月9日17時20分ころ
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by yokohama_nakame | 2008-11-01 03:56 | 食(関西)  

かん袋@堺

たとえ受験だけの日帰りとはいえ、せっかく関西まで来たのだから、奥さんに何かお土産を買って帰らなければ。
家を出る時、和菓子でも買ってくるね、と言ったら、京都だから八つ橋だね、と言われたのだが、せっかくだから、少し凝った物を買って帰りたい。

日本史を学ぶ中で必ず登場する町でありながら、そして室町時代末期には強大な力を誇ったと言われながら、関東人にとっては少し影の薄い堺へ向かった。

かん袋。鎌倉時代末期の1329年、「和泉屋」という商号での創業だという。
この「かん袋」という独特の商号になったのは、1593年。大阪城桃山御殿の瓦を葺くにあたって和泉屋徳左衛門が瓦を紙袋でも投げるように投げたのを見た豊臣秀吉が「かん袋(紙袋)が散る様に似る」といい、和泉屋徳左衛門の腕力を称え、「以後かん袋と名づけよ」と命じた、という話に由来する。
まあ、店のHPを見て知っただけの話ですが、ね。
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建物の外観は、高度成長期に建てられた、どこにでもありがちなモルタル(?)二階建てで特に風情は無い。店の周囲もなんだか寂れた町並みで、ぱっとしない地方都市の風情を漂わせる(失礼)。

何せ暑いので、かき氷のかかった氷くるみ餅にする。しかも、暑い時には甘い物が大切、などと自己正当化しながら氷くるみ餅2人前(ダブル)(672円)を注文。「大」「小」と言わず、「ダブル」「シングル」というところが、創業700年の老舗らしくもないと言うべきか。

出てきたのを見ると、ぱっと見、シロップのかかっていないカキ氷。中を開くと、とろっとした緑色の餡と餅が出てくる。
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豆から作った田舎餅か、などと思う勿れ。この餡の滑らかさと上品な甘さは比類ない。さすがは、往時の日本の最先進都市、洗練された都会の雰囲気。
日本の素晴らしいものは全て東京に集まる、などというのは、本当に東京人の思い上がりだと、東京を離れて時にはっとさせられ、洗練というと東京の専売特許だと思っていた我が身を恥じ入る。
「寂れた」とか、「ぱっとしない」とか言って本当に失礼しました。
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もちろん家にも持ち帰って(氷なしで)食べてみたが、氷なしの少し温度高めの方が甘みが強く感じられ(粗野な東男の私の)好みかも知れない。でも、人によっては、氷なしだと甘すぎ、と感じるかも。

かん袋 2008年8月9日16時20分ころ訪問
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by yokohama_nakame | 2008-10-21 03:50 | 食(関西)