6時に、Wホテル・ソウル・ウォーカーヒル内のContemporary Japanese レストラン「NAMU」を予約していた。
東大門の辺りで服などを見ているうちに時間が経ってしまったため、ホテルに戻ったのが6時15分、レストランに入った時には6時30分。遅れたというのに、モニターの私達をレストランの方々が入口で迎えてくれて非常に恐縮。
店内には、寿司カウンター、鉄板焼カウンターやテーブル席もあったが、私達は店の奥にある漢江に面した個室に通された。支配人の方や料理長の方がわざわざ挨拶に来てくださり、丁重なもてなしに慣れていない私としては、体が痒くなってきそうだった。
とはいえ、モニターである以上、多少とも店や料理について店の方に質問をしておかねばなるまい。"NAMU"というのは韓国語で木を意味するのだそうで、なるほど、店内は木材を生かした造りで落ち着く内装だ。"Contemporary Japanese "とは普通の日本料理と何が違うのですか?と日本人の料理人の方に聞くと答えにくそうだったが、Sydneyの
Tetsuya'sなどの料理にインスピレーションを受けている、とのことだ。
シャンパーニュを頂いていると、アペタイザーにマンゴ寿司が出てきた。以前NYに行った時、(マンゴの大好きな私は)マンゴ寿司を供する店に行ったのだが、マンゴ寿司がメニューから消えており悲しい思いをしただけに、これは嬉しい。
食べた印象は、タイの
カウニャウマムアン(もち米の上にマンゴを乗せたデザート)に近い。軍艦だが、海苔の代わりにライスペーパーを使っているのは面白くかつ海苔の匂いに邪魔されない点で名案。
続いて、胡麻ドレッシングを添えた梨と人参サラダ。
さらに、柚子わさび、醤油、ブラックオリーブソースの赤身刺身。オリーブと赤身というのは、意外にも合う組み合わせで面白い。
今年の夏から英国Oxfordに留学するのだが、和食を日本以外の学生に食べさせてみたいと思っている。刺身が苦手だという人には、オリーブオイルで食べさせてみたら、いいかも知れない。
Contemporary Japanese NAMU 2009年6月20日18時30分~訪問