ラ・ビスボッチャ@広尾 天現寺橋
6歳年下なのに、年下とは思えないほど仕事に対する厳しさを持つ一方、もう三十路なのに、今どき大学生でも持たないような青いまでの純粋さを持っている。
外資系金融の人間は、金の亡者で、社会のあり方や行く末には全く無関心などと世間では思われることが多いようだが、偏見だと思う。
むしろ、熱い(悪く言えば暑苦しい、失礼!)人間が多い気がする。かつてNHKで放映されていた「プロジェクトX」や司馬遼太郎の「坂の上の雲」に共感を抱くような。
さて、この店は初めてで、彼の提案で行ったんだが。
日本的な細やかなイタリア料理ではなく、がっしりとした味でボリュームもある。
でも、ディテールに拘っているようには決して見せないのに結果だけを見ると完成形になっている。
今年これまで行った店の中でトップではないだろうか。(料理はともかく、飲み物が高いので、そうそう行かれる店ではないが)再訪確実。
ラ・ビスボッチャ 2008年5月2日21時30分ころ訪問
by yokohama_nakame | 2008-05-05 00:52 | 食(恵比寿~六本木)