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煮こみやなりた@代々木

大学受験時代、代々木ゼミナールで夏期講習など授業をいくつか受けたことがあり、その頃は、代々木に結構足を運んでいたのだが、それ以降の15年余りで、代々木に来たことは無かったのではないか。
代々木のワインバー「煮こみや なりた」。この名前はネットなどで目にしていて、行きたいとは思っていたのだが、代々木には行かないしな、と思って行かないままにしていた。
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奥さんが代々木の近くに住む友人と一緒に行ってきて「良かったよ」と言うのを聞いて、久しぶりに来た6月28日の代々木は、隣の新宿の15年余りの間の変貌ぶりとは無縁で、駅の建物が知らぬ間に駅ビルになっていたというようなことも無かった。
以来、まだ半月しか経っていないのに、この日が2度目(さらに言うと、この日記を書いている10月10日の時点で訪問回数は既に5回には達しているはず)。
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この店の特徴①は、(失礼ながら)狭いスペースにぎゅうぎゅう詰めに人が入っていることも手伝ってか、人間関係が密に感じられることだろうか。それは、勿論、ぎゅうぎゅう詰めだからだけでなく、むしろ、店のお二人の人柄の故なのだけれども。
この店の特徴②は、美味くて安いことだろう。この店では、請求を見るたびに申し訳なくて、もう少しお金を落としていかなくては、とばかりに、次に来る時は更にもう一品注文してしまいそうになる。
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結果的に、気取った感じの店ではないので、気合いの入ったデートで来る客はいない。長い付き合いの(ように見える)グループだったり、付き合いの長い(ように見える)カップルだったり。あと、多いのは、女性同士か。それも、付き合う男も仕事も上に上にと向上心あふれる20代ではなく、30代で肩の荷を少し降ろしに来てくつろいでいる風の女性が多いか。
そして、30代も後半に入って仕事でも少し疲れ気味のぼくも、この店では多少は肩の荷を置きに足を運んでいるのかも知れない。

この日は、金を落としたり肩の荷を置いたりするだけでなく、料理を撮ったカメラまでうっかり店に置き忘れてしまった。

煮こみや なりた 2008年7月12日22時ころ訪問

by yokohama_nakame | 2008-10-10 05:31 | 食(新宿とその周辺)  

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